英国紀行 Ⅲ
イギリスの牛乳 Part.2
英国での楽しみの一つに牛乳があります。
以前にイギリスの牛乳についてこのブログで紹介をしたのですが、思いもよらず反応があり、少し驚きました。もともとイギリスでの生活で牛乳本来の味に出合い、それからずっと美味しい牛乳を求めているという感じです。
残念ながら日本では高温殺菌がメインの製法で、その焦げ臭い牛乳が広く行きわたり、これが牛乳だと思われています。イギリスでは日本式の高温殺菌は一部のロングライフ牛乳のみ使われているだけで、低温殺菌が主体です。ですので牛乳本来のまろやかでコクのある味に出合えるわけです。
今回も行く先々で、スーパーに行っては牛乳を買って、その味を楽しみました。その中でも、私のお気入りは、マークス&スペンサーというちょっと高級なスーパーで売っているもの。これは美味しい。1.136リットルで89ペンス(なんと日本円で110円)。こんなに美味しいのに110円なんて、イギリスに住みたい。
ところが、今回はそれを軽く上回る牛乳に出会いました。あのセインズベリーにこんな牛乳がありました。ジャージー牛でノンホモでクリーミー。これは衝撃です。3回買ってしまいました。これまた、1リットルで125円。毎日飲みたい。濃厚でクリーミーでありながらあと口がなめらか。本当に美味しい牛乳でした。
まったく、マニアックなお話ですみませんでした。イギリスに行かれる機会があれば、ぜひ牛乳を飲んでみてください。まあ、もっとも、酪農が盛んな国はどこでも低温殺菌の美味しい牛乳が飲めるのですけど。日本は牛乳に関しては後進国のようですね。